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Vol.2 法人化の前にやっておかなくてはならなかった旅の話:ご両親のもとへ

Vol.2 法人化の前にやっておかなくてはならなかった旅の話:ご両親のもとへ

2017年9月19日

前夜の自作自演トラブルにもめげず、無事に福岡空港に到着。
いよいよ旅がはじまります。

福岡空港(9:25発)から仙台空港(11:10着)へ。

仙台空港に着きました。
まだ自分が東北地方に来ている実感は湧きません。

予約していたレンタカーに乗り込み、会津若松市まで約160㎞のドライブ。

おお~山が高い!

ん? あの白いのはもしかして…

↓(拡大)

とりあえず東北に着いたという報告も兼ねて長尾にメール。

永松「山の上の方に白いもんが見えるがまさか?」
長尾「雪です」

6月、九州は初夏。
なのにこちらは雪が残ってる…。
ほんとに東北に来たんだな~と実感した瞬間でした。

途中、お昼に「とんこつではないラーメン」をいただき、車を走らせること約2時間半。

いよいよ会津若松市に到着。

緊張してきました。
どんどん緊張感が増してきました。
ちゃんと話ができるだろうか…。

「なんだかつまんねー男だったべな…」という感想を持たれやしないだろうか…。
切り上げるタイミングがわからなくりそのまま1泊するはめになって、
「いったいいづまでこの男は居座るつもりだっぺや?」とご迷惑をおかけしないだろうか…。
(セリフはあくまでもイメージです)

ナビを見ると、あと5分。
もうすぐ到着します、とお電話すると、お母様が家の前の通りまで出て待ってくださってました。

お母様の隣にも年配の男性の方が杖を持ってブロック塀に座っておられました。

あら?お父様まで出迎えに出ていただいたのかな…。
申し訳ないな…と思いつつレンタカーを近くの空地に停めました。
後ろの座席に置いたおみやげやら手荷物やらをガサゴソしながら、
(お母さんはイメージ通りの優しい感じの方だったけど、隣に座ってらしたお父さんらしい方、なんか怖そうだったな…。今日、あの方から笑顔をもらえる気がしない…。大丈夫かな…)とそんな不安がよぎりました。

「はるばる遠いところからようこそ来てくださいましたね~」と、お母様が家まで案内をしてくれて、歩きながらちょっと後ろを振り返ると、隣の男性の方もよっこらしょと動きはじめました。

(あ、やっぱりお父さんなんだろうな…ちゃんとご挨拶しなかったから、家に入ってこられたら無礼をお詫びしなきゃ…)

「どうぞどうぞお上がりください」とお母様に言われ靴を脱ぎながら(玄関でお父さんを待っておくべきかな…)とも思いましたが、とりあえずお部屋で待つことにしようと上がらせていただきました。

案内された縁側の応接室の方に歩いていくと、
「どうもこれはこれは、はじめまして」とすごく感じのいい笑顔のおじさんが出迎えてくださいました。

ぼくは内心ものすごく驚きました。
ご親戚の方…?
まさかお手伝いさん?? いやいやそれはないだろうし…

え? お父さん??

一瞬混乱しました。
お父様は今自分の後ろからこちらに向かわれている、という思い込みが頭の中にしっかりあったからです。

お父さんですか?とも聞けないので、とりあえず、えへへへと笑いながら座布団に座りました。
(この方がお父さんであってくれ~!いい方そうだしすごく安心できるよ~!)

祈るような気持ちで座っていると、
その男性の方も私のいるテーブルにどっしりとお座りになられました。

よかった…

ここにお座りになられるだけで部屋の空気が変わりました。この空間を支配されるおおらかな優しい雰囲気。

お父さん確定!

お母様から、ケーキやコーヒーなどでおもてなししていただき、3人でそれを食べながらいろんなお話をさせていただきました。

わたしたちの会社の近況報告的なこと。
今までなかなかご挨拶にもお伺いできず申し訳なかったこと。
今日も山に雪が残っていたことにびっくりしたこと。
この縁側の窓は、冬、雪で埋まって外へ出れなくなるってこと。
会津若松市周辺で観光した方がいい場所とその見どころ。
人口12万人の会津若松市の歴史。
長尾くんは小さいころから辛抱強い子だったということ。
昔にくらべて隣の公園では子供さんたちが遊ばなくなったこと。
1年半前に亡くなったぼくのおばあちゃんの話。
(年賀状でもずっとおばあちゃんのことを気遣っていただいてました)
スキー場も今は人が少なくなってしまったこと。
次、生まれ変わったら雪が積もらない場所がええなと笑いながら言われた話。
九州もいいし、東京なんかもいいかもしれないなぁ…でもそしたらお父さんと会えないかもしんねーな、とちょっと寂しそうに笑われたお母様の顔。

あっという間の1時間でした。
縁側から見えるきれいな庭を見ながら過ごした時間は、ぼくの一生の思い出となりました。

最後に記念写真を撮らせてください、とお願いして車にカメラと三脚をとりにいきました。
あの杖を持ったおじさんの姿はもうありませんでした。
(まったくの他人だったようです…紛らわしい方だこと…)

写真なんて恥かしいな…とお2人は言われてましたが、カメラをセットしてパシャリ。

ここで3人で写った写真を撮らなかったら一生後悔してしまう…と感じていたので、勇気出してお願いしてよかったな。

(プライバシー保護のため、ものすごく粗く処理しております…)

この時間を過ごすことができて、今回のこの旅の9割は目的を果たしたようなもんです。

予約をしていた宿泊先を伝えると、「そこまで車で案内してあげよう」とお2人一緒に車で先導していただきました。

最初から最後まであたたかいおもてなし。
いい旅になりそうです。

宿泊先の窓から見えた風景です。(反射で室内がやや写り込んでる写真。ウデがない…)

これはいなかっぽい写真ですが、会津若松市は人口約12万人の街でちゃんと栄えている都市でしたよ。

明日はこの会津若松市をめぐることにします。

Vol.3へ



<法人化の前にやっておかなくてはならなかった旅の話 全6話>

Vol.1 旅の前夜編

Vol.2 ご両親の元へ

Vol.3 会津若松市めぐり:鶴ヶ城から飯盛山へ(福島県前半)

Vol.4 野口英世記念館から五色沼へ(福島県後半)

Vol.5 3日目 松島に別れを告げ気仙沼市へ

Vol.6(ラスト)4日目 宮沢賢治に会いに

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