「心配し過ぎるとそれが本当に起こってしまう……ってことない?」

むかし、シゲさんという知人との会話で、興味深い結論になったことがあります。

 

※ 全国のみなさんが読んでる可能性もゼロではないと仮定して、会話文は標準語チックに修正しています。(ゼロ)

※ 路上駐車は渋滞の原因になったり、緊急車両が通るときにジャマになったりする場合があるので、絶対にやってはいけません!
以下、たとえ話が悪すぎますが、20年以上昔の会話ですのでご了承ください。

 

「たとえば路駐をしたときにね、心の中で『キップ切られないかな……大丈夫かな……』とすごく心配していたときと、まったく心配してなかったときって、捕まる可能性が変わる気がしない?」

「わかる!心配しながら車に戻ると大丈夫で、気楽な気持ちで車に戻ると、たとえ短い時間だったとしてもたいて違反キップ切られちゃうんですよね~」とわたしは答えました。

「え!?逆じゃない?
自分の場合は、大丈夫かな~大丈夫かな~って心配しながら戻るとだいたい警察に見つかってるよ。すっかり忘れてた!ってときの方が捕まらないんだけどな」

 

心配してることが起こらない人と、心配した通りになってしまう人。

 

「人によってパターンが違うってことか……」
そのときは、「へ~おもしろいね」で会話は終わりました。

 

人の思考って、無意識とか潜在意識とか深層心理とか呼ばれる部分があるから単純ではないようです。
本人ですら、本当はどう思っているかなんて分からないことだらけ。
いつもニコニコしている人が、本人が気がつかないレベルで怒りの感情を持っていたってこともよく耳にします。

 

さっきの例でいえば、わたしの表面の意識は「車は大丈夫かな~心配だな~」と思っている。
ところが、無意識の方では、「思いっきり心配したなら、それは現実にならない」と思っている。

 

反対にシゲさんは、「心配したことは引き寄せられる」という思いが無意識の中にあったってことだろうか。

 

勝つのは、いつだって無意識にある思いの方。

 

ただの結果論なのかもしれない。
でも、今夜みる夢を選べないのと同じように、無意識で何を思うのかもコントロールできないのであれば、データを集めて自分のパターンを知るっていうのも解決策のひとつってことで。

 

「思考は現実化する」って法則、あんなもんはウソだという人もいるし、いやいやあれはほんとうだよって人もいます。
わたしの場合は、「まあ、理屈は分かるけど、実際は思ったことがぜんぜん実現せんやんけ!」と思ってました。

 

あの言葉は前半の部分が省かれてますよね。
『自分でコントロールできない無意識の部分の』思考が現実化する、ってちゃんと書いて欲しい。 Continue reading

こどもは正直ですね。
とくに幼稚園くらいのこどもは、思ったことをそのまま口にしてしまいがちです。

「そんなことを言ったらいけません!」
と、冷や汗をかいた経験のある親御さんも多いのではないでしょうか。

 

弊社のお客様は法人さんか個人事業主さんがほとんどで、いろいろな業種のお客様がおられます。

今回は、こども園にお伺いしたときのお話です。

 

園内のすべての場所でWi-Fi(ワイファイ)が使えるように、アクセスポイントを増やすための工事におうかがいしました。
簡単に言うなら、どこでもインターネットを無線で使えるようにアンテナを増やすわけです。

設置場所を決めるために、こども園の担当者さんと一緒に園内を回っておりました。

各教室の子供たちは元気いっぱいです。
いろんな声が聞こえてきます。

「ぼく、つみきで遊びたくない」と駄々をこねている男の子。
「早くごはん食べたい」とぐずっている女の子。

一緒に歩いていた担当者さんが、
「こどもたちはホント正直でね、思ったことを正直に口に出す子が多いんですよ。
ここだけの話、心の中ではわたしも、わかるわかる、ってうなずいてたりすることも多いですよ」
と笑いながらおっしゃいました。

こどもはかわいい。
中途半端におりこうさんにならずに、このままのびのび育っていってほしいもんです。

 

「このあたりに1台取り付けましょうか」
「そうですね。ではこの辺りに配線を持ってこれるか確認してみます」
と、わたしたちは廊下の真ん中あたりで立ち止まりました。

工具をおろして作業をしていると、しばらくして先生に連れられた園児たちがゾロゾロと教室から出てきました。
どこかにみんなで移動する様子です。

 

こどもたち15名ほどの行列がわたしたちの前で止まりました。
女性の保育士さんが2人います。

 

「ねーねー、何してるのー?」
「ねーねー、おじちゃんだれー?」
「ねーねー、どこから来たのー?」
みんな同時にいろんなことを聞いてきます。

 

「アンテナをつける工事をしてるんだよ」
「あんてなー?」
「ほらほら、邪魔しちゃだめよ。はい、進んで進んで」
「ねーねーおじちゃんだれー?」 Continue reading

「そんなこと気にしなくていいんじゃないんですか?」
と、2人の人から言ってもらったとします。
ひとりは『その道の初心者』、もうひとりは『その道を長く歩いてきた人』です。

言葉自体は同じでも、言われた人には伝わってくる深みがまったく違うのではないでしょうか。
それはきっと、『その道を長く歩いてきた人』の方が「臆病」を経由してからの「大丈夫」を言っているからです。

 

初心者ほどこわいもの知らずで、
むしろ、『その道を長く歩いてきた人』の方が臆病になってしまいます。

初心者には分からない「違い」が、『その道を長く歩いてきた人』にとっては、はっきりとした「違い」として見えてしまうから。
たとえば、
売れっ子イラストレーターは、
「あの文字のデザイン、もう少し丸くした方がよかったかな……」
と夜中までふとんの中で悩み、
こだわりのうどん職人は、季節や天候を見ながら、
「今日はゆで時間をいつもより30秒長くしておこう」
と考えます。

初心者や素人には、どっちでも同じに見えるんですけどね。
見る人が見るとそこには違いがあるんでしょう。
だからこそ、『その道を長く歩いてきた人』の方が臆病になってしまうことがあるわけです。

そんなことを思った20年以上前のシーンです。

まだカメラはフイルム時代のころ。(わたしは24歳くらい)
当時つとめていた会社の近くに、行きつけの写真屋さんがありました。
30歳くらいの男性の方がひとりでやっている小さな写真屋でした。
名前は中村さんと言いました。

フイルム現像を頻繁にその店に出していたため、中村さんとわたしは顔なじみの関係になっていました。

忙しかったのか写真を撮らない時期があり、数ヶ月ぶりにそのお店に行ったときのことです。

「お久しぶりです」と挨拶をして、フイルム現像を頼みました。
すると、会話の中で中村さんが心配そうにたずねてきます。
「うちの写真は大丈夫ですか?うちの出す色とかトーンが気に入らないから、別のお店に行かれたのかな、と思ってました」

へ? トーン?

そもそもわたしには、「写真の仕上がりは店によって違う」っていう発想すらなかったのです。
店によって違うのは、「安いのか」、「サービスがいいかどうか」くらいの認識でしたから、出来上がった写真の色やトーンが上手いのかどうかなんてチェックすらしたことありませんでした。
しかし、その道を長くこだわりながら歩いている中村さんにとっては、こまかい世界まで見えているがゆえに心配になられたんでしょう。

 

わたしにもこんなことがありました。
お客様の会社の天井裏経由でLANケーブルを引く工事を行うときのこと。
わたしが持ってきたケーブルの色と、すでに引いておられるケーブルの色が少し違うのです。

統一感がないからお客様はいやがられるかもしれない……。 Continue reading

人にも会社にも、
「そろそろひとつ階段をのぼる時期なのかもしれない」
と感じるタイミングがあります。
安定しているけどそれが停滞感のように感じられるときが、そのタイミングなのかもしれません。

 
先日、5月20日(2022年)に、石田ゆり子さんが、
「飼い主のいない犬猫たちの医療を支援する仕組みをつくる『ハナコ・プロジェクト』をスタートいたします」と発表しました。

 

犬1匹と猫5匹を飼っておられる石田ゆり子さんのインスタグラムは、
フォロワーが数百万人もいるので、
「最近タビがあんまり登場しないな」とか、「バビブーと雪、今日も仲良しだな」とか思いながら見られている方も多いのではないでしょうか。
わたしも毎日のように楽しみに見ています。

そんなインスタグラムの写真と記事の5年間をまとめた本、
『ハニオ日記』が、昨年(2021年5月)に発売されました。
時系列順に3冊に分かれており、うちの本棚にも3冊並んでいます。

その本が発売されたときの石田ゆり子さんのコメントです。

5年間の日々の記録をまとめたらびっくりするほどの量になり自分でも驚いています。
この本のテーマは「時間」。
悲しいことも嬉しいことも全てを飲み込んで続いていく目に見えない「時間」を捕まえたくてわたしはいつも文章を書いています。
(でも時間は絶対に捕まえられない!)
この本は小さな小さな日々の記録の積み重ねによって形になりました。
私を取り巻く全ての人と愛おしい「毛だらけの彼ら」たちに心からの感謝と愛をこめて。
そしてこの本の印税を全て、保護犬、保護猫たちのために使うことを決めています。
このことが、私がこの本を作る一番の動機でした。
私と彼らの日々が、保護犬、保護猫たちを少しでも支えるのであればこんなに幸せなことはありません。
あなたの本棚に末長く置いていただけますように。

2021年 5月1日 石田ゆり子

この本で入ってくる印税はすべて、犬と猫のためのお金に使われるってすごい。
本を買うことでわたしも募金したことにもなる!
1年前、「なんとすばらしい」と思っていたこの話は、今回のハナコ・プロジェクトへとつながっていたんですね。

このことで、わたしは深く心を動かされてしまい、
「仕事」のことについていろいろと考えを巡らせてしまうこととなりました。

 

仕事って、「自分たちのやりたいことを実現することを目指す」と同時に、
その仕事を通じて「立場の弱い人や困っている人、悩んでいる人の手助けすること」なんだということを、今さらながらハッと思い出してしまったわけです。

こんなことは、いろんな本にも書いてあるし、多くの人が言ってます。 Continue reading

土曜日ということもあり、順調に仕事が終わったささやかなお祝いに、久しぶりにラーメンを食べようと思たちました。
ここのラーメンはうまいのです。

開いてるかな、と店に行ってみると、10名ほど順番待ち状態。
14:00というお昼時を過ぎた時間なのに意外と人が多い。
また今度にしようかな、と悩みましたが、
「今度」はずいぶん先になるような気がして、結局待つことにしました。

わたしのあとにも、お客さんが1人、2人と定期的にやってきます。
なかなかの繁盛ぶりに、期待度は増していきました。

 

わたしの前に待っている男性も、どうやらひとりで食べに来ている様子。
そして、わたしの後ろの男性もお一人様。
同世代のおひとり様3人組。
同志たちのようなゆるい親近感をおぼえました。

しかしこのあと、わたしたち3人に激しいバトルが待ち構えていることを、このときのわたしは知る由がありませんでした。

 

男には、男同志にしか分からない、意識の水面下での勝負ごとがあります。
お互い、勝負していることは表には出しませんが、たたかっているのです。
勝敗をわける【判定基準】はこんな感じです。

① 知能指数よりも握力の数値が高い方がすぐれた生き物である
② 背は高い方が、相手を物理的にも精神的にも見下ろせる
③ 日焼け止めクリームを塗らない男の方が勝ち
④ 保湿を気にするような男は男じゃない
⑤ 甘いスイーツ食べるなら、スルメ食ってる方がワイルド
⑥ かつ丼のコロモを健康のために残す男は情けない
⑦ 嫌がらずにふんどし姿になれる男には勝てない
⑧ にんにくの匂いを気にせずにメニューを選ぶのが男
⑨ 薄く切った牛肉より、厚切りのいのしし肉を「うまいね」と言える方が漢

(私は⑥以外、すべて敗者側です。しかも⑥もたまにやります)

この意識の水面下でのバトルには、いい車に乗ってたりとか、役職や肩書きはいっさい関係ありません。
経済的に豊かであるとかおしゃれな人間である、とか、そんな要素をいっさい含まない裸の生き物同志の勝負があるんです。
動物や昆虫にもある弱肉強食の世界と似ています。 Continue reading

ゴールデンウイークに、「謎の焦りモード」が発症しました。
焦るような具体的な理由なんて何もないのに、なぜか心が焦ってしまっている、という症状です。
長期休暇になると発症しやすい、わたしの持病のようなものです。

 

こんなときは、写真部総出(部員ひとり)でカメラを持ってどこかを歩くというのが一番の応急処置、ってことで、近場ですが撮影にいってきました。
悩みを写真で解決させるとは、写真部の鑑(かがみ)のような存在ですね。

気が向くまま車を走らせました。

あの山の方へ行ってみよう。

 

あの山の方へ

 

しばらく山ばっかりの道を走ると、少し開けた場所に小さな集落地がありましたので、車をとめて歩いてみることにしました。

 

石垣

 

家と洗濯ばさみ

 

洗濯ばさみ

 

壁と洗濯ばさみ
洗濯ばさみ3連発。
我ながらどこか病んでる感じがします。
写真は心を写し出してしまうって本当のようです。

 

ピチピチピチと鳥のさえずりが頭の上からきこえていました。
空を見渡しても姿は見えません。
このあたりから、心のザワザワが消えていったように思います。

石の階段がありました。
よし、のぼってみよう。

息が切れ切れになりながらなんとか登り終えると、神社がでてきました。

おおかたの予想通りです。

神社

 

神社

 

財布は車の中に置きっぱなしのため、お賽銭をあげれず…。
ごめんなさい…。
PayPay払いのお賽銭箱、できないかな……。(風情ゼロ)

狛犬

口があいている方がオスで獅子。
口がしまっている方がメスで狛犬。
この写真をインスタグラムにアップした際に知った情報です。
(どちらも狛犬という、という説もありましたが)

さらに、オスの方を「阿」、メスの方が「吽」とされているようです。
「阿」は口を開いて最初に出す音、
「吽」は口を閉じて出す最後の音であり、
そこから、それぞれ宇宙、万物の始まりと終わりを表す言葉とされ、前者を真実や求道心に、後者を智慧にたとえられています、とネットに書いてありました。出どころに重みがなくてすみません。

阿吽の呼吸、という言葉はここから来ているそうな。 Continue reading

どうして「振り込め詐欺」(いわゆる「オレオレ詐欺」)の被害がなくならないんだろうと不思議でした。

 

昨年(2021年)、このような詐欺事件は、前年比で911件増え、14,461件起こり、278億円を超えるの被害額だったそうです。

 

ニュースやポスターで、「気を付けて!」ってあれだけ叫ばれているのに、なんで多くの方が騙されてしまうのだろうか、と。

検索すると、たくさんのポスターやチラシが出てきます。

 

 

 

 

けっこう、わかりやすく警告されています。
いろんな場所に貼ってありますので、みなさんも似たようなポスターやチラシを見かけたことがあるでしょう。

にもかかわらず、今日もどこかで被害者が出ているわけです。

 

こうやってポスターやチラシでわかりやすく「気をつけて!」と書いてあるのに、
なぜ多くの方が騙されてしまうのか。
ようやくその謎がわかりました。
このよく見かけるポスターやチラシに原因があったのです。

 

先日、お客様のところでパソコン設定をおこなっていました。
事務所におられたお客様お2人が外出されることになり、
「ちょっとわたしたち出ますから、そのまま自由にお仕事続けておいてください」
と言われました。
「この方は大丈夫だから鍵も渡しておいて」
と社長様は、若いスタッフの方に指示をしています。
「もしわたしたちが戻ってくるよりも先に終わられたら、鍵を閉めて玄関のポストに鍵を入れておいてください」
と、わたしに鍵を渡してくださいました。

事務所の鍵まであずかったわたしは、そのまま一人で作業を続けました。
もしかしたら社長様は、
「人は自分を信用してくれている人を裏切ることはできない」
という人間の心理をご存知だったのかもしれません。

じっさいわたしも、「これからもずっとお客様の信用を裏切らないようにしなきゃ」
と気を引き締めながら、誰もいない部屋でもくもくと作業をしましたので。

 

と同時に、
(もし自分の本当の姿が詐欺師だったら、けっこう優秀な詐欺師だったかもしれない……)
と頭をよぎりました。

 

そうか、なるほど。
詐欺師みたいな顔をしていないから詐欺師が成り立つわけであって、 Continue reading

歳相応の貫禄が不足しているがゆえ、
年下の方に年下に見られてしまったり、
女性と間違われたりすることは慣れております。
なんとも思っていません。(ほんとに)
むしろ、ネタとして「おいしい」のでラッキーくらいに思っています。

 

しかしながら、このパターンはご勘弁を……、
ということが先日ありました。

 

今後、一緒にプロジェクトを進めていくグループで食事会みたいなものがあったときの話です。
お客様のプロジェクトに、弊社がホームページ制作という部門で協力させていただくことになりました。

はじめてお会いする方々も数人おられましたので、
20年以上のお付き合いとなるお客様であるミドリ(仮名)さんが、わたしのことを紹介してくれました。

「こちら、はねオンラインの永松さん。ずっと昔から全然変わらないのよね~。何歳に見える?」
「いやいや、けっこういろいろと劣化してますから……」
とわたしは謙遜気味にこたえました。

 

わたしの対面の席にすわっているハナコ(仮名)さんが、
「えーっと、わたしと同じくらい?」
とお答えになられました。
ミドリさんが、
「ハナコさん、何年生まれだっけ?」とたずねます。
「昭和47年」
「あ、一緒です」とわたしは答えました。

 

ビンゴ。

 

「同い歳なんですね~」ということで、わたしたちの話題はそっちの方に自然と流れていきましたが、こんなときはどんな顔をしておいたらいいのでしょうか……。

 

もしかして、ハナコさんは会話の流れを読んで、頭で思ったより少し若い年齢を言ってくれたのかもしれません。
そうすると、わたしは実際の年齢よりも上に見られていたということになります。

 

ハナコさんは答えたあと、
(や、やばい、当たってしまった……。もっと若く言っておくべきだった……)
と思っておられるかもしれないのです。
(昔からずっと変わらない、ってミドリさんは言ってあったけど、目の下のクマはひどいし、目じりのシワも相当なもんだわ。なによりも肌がカサカサじゃない。マスク取った顔見ると、ほっぺたたるんでるし、三重アゴ。ずっと昔からこんなやつれてむくれた顔されてるのかしら。
あ!もしかして。
「何歳に見える?」って、ミドリさんは逆の意味で言ってたんだわきっと。
「60くらいに見えるでしょう~?でもこれでもまだギリギリ40代なのよね、すごいでしょ?ずっと昔からこうなのよ」
そう言う意味だったんだわ。であれば、わたしがビンゴを言い当てたのはむしろ気を遣った答えになっていたんだわ。よかった) Continue reading

ライカのカメラって高すぎないですか?
芸能人が買うために作られているの?
稲垣吾郎ちゃんしか買えないよ。
(ライカユーザーは他にもいっぱいいます)

 

今回は、写真部長(部員ひとり)のボヤキの回です。

 

ライカとは、ドイツのカメラメーカーです。

レンズ交換式のライカM11なんて100万超えです。
1,188,800円(税込)。(※ 追記:2022年5月10日から1,232,000円に値上げになるらしい)
しかも、本体価格だけでこの価格。
「,」の記号が価格の中に2つも付いているんです!

これだけでは何も撮れないのでレンズも買う必要があります。
プラス10万くらいかな…とライカのホームページを見てみると、
このM型のレンズ、1番安いやつで308,000円(税込)でした。
合計150万円超え。
しかもレンズは1本ではレンズ交換カメラの意味もない。
となると……。

 

ちょっと、値段の話はもうやめましょう。

 

10万円のカメラですらなかなか買えないわたしにとっては、
もはや「欲しい」という感情が湧いてこないくらいの値段です。

ま、憧れはあるけど、現実的に買うことはあるまい。
エルメスのバッグや、パテックフィリップの時計みたいなもんです。

「この2枚の写真、どっちがライカで撮った写真でしょ?」
って『利きライカ』をしてみても、迷いなく正解を言える人なんて1%もいないはず。
さらに現像時に、色の調整をしたあとだったらますます分かりっこない。

つまり、機能的な価値というよりブランドの価値が値段に反映されているわけです。
(もちろん製品自体も素晴らしいつくりですが)

こうやって、ライカに対する興味をそぐようにそぐように日々暮らしていますが、ときおり、ライカのことを書いてある記事と遭遇してしまいます。

『20歳のカメラ女子がライカを買ったら人生が変わった』
とか、
『ライカをもったら日常が輝きだした』
とか、
『撮られる人も自然な笑顔になれるのがライカの魅力』
とか。

  Continue reading

これは死ぬまで誰にも言わないでおこうと思っていました。
自分の中だけに秘めていようと思っていました。

 

これを公言してしまったら、今後の人付き合いに支障が出るかもしれない。
なるべく波風立てずに生きてきた人生を、自ら壊してしまうかもしれない。
嘘つきだったんですね、と信頼を失うかもしれない。
とんでもない詐欺師野郎め!とののしられるかもしれない。

 

しかしもう告白することにします。
墓場まで持って行くには荷が重すぎます。

 

じつはわたし、
「焼きおにぎり」を美味しいと思ったことがないのです。

(とうとう言ってしまった……)

 

昔、居酒屋で、
「締めでおにぎりを頼みますが、
焼きおにぎりと普通のおにぎり、どっちがいいですか~」
と注文をとられたことがありました。
6人中5人が「焼きおにぎり」を選び、
6人中6人目のわたしも、
「じゃ、焼きおにぎりで」
と、平然とした顔をして手を挙げました。

 

出てきた焼きおにぎりを食べながら、みんな口を揃えて言っています。
「焼きおにぎりってやっぱりおいしいね〜」
「この香ばしさがたまんないね」と。
わたしも小さくうなずいたりしながら、
さりげない声で「うん、うまい」と、
あたかも「焼きおにぎり大好きびと」みたいな顔をして食べました。

 

みんなして、自分に嘘をついているはずだ。
焼きおにぎりの味が分かるおしゃれな人間を演じてるだけだ。
そう思いました。

 

あー、どうせおにぎりを食べるのであれば、ふっくらあったかいおにぎりが食べたい。
海苔が巻いてある塩味のきいた白い米が食いたい。
具は、シャケでも明太子でも昆布でも梅でもおかかでもいい。
なんなら具なんて何も入ってなくたっていい。

  Continue reading

去年(2021)の11月頃、石田ゆり子さんのインスタグラムを見た妻から、
「すごいすてきな絵が載っているよ」と教えてもらいました。

(※ お詫び:見る環境により、うまく表示できない場合があります)

 

 

この絵を描いているのは、
吉田草太くんという高校2年生(2022年3月現在)。

草太くんのインスタグラムのアカウントがあるよ、
とこれまた妻に教えてもらい、さっそくフォローしていました。

 

https://www.instagram.com/sota_art/

 

ほんわかしてて、いい絵だな~。
見れば見るほど好きになっていきます。

どうやらこれを描いている草太くんは福岡市に住んでいるらしいのです。
(これも妻情報)

 

そしてなんと、
草太くんの個展が西鉄薬院駅の近くの店で開催されるという情報をゲットしました!(妻が)

 

“ JUNCTION ”
SOTA YOSHIDA Continue reading

パパの気持ち

今日は日曜日。
ネコを健康診断に連れていく日です。
かかりつけの動物病院は、日曜日も午前中だけあけてくれています。
平日はなかなか行けないので、予定のない今日がチャンス。
今日は下の子(モモ:男の子)の番です。

 

先生から、
「ネコちゃんのおしっこを持ってきてもらえる方がいい」
と言われていました。
朝からお玉をもってボーイ(ネコ)がトイレに入るのを待ち構えていました。
猫用トイレでネコがしゃがんだら、すかさずシリの下にお玉を滑り込ませるという技をわたしは編み出したのです。ふふふ。
(もちろん、料理で使うお玉とは別々にしております。書くまでもないことでしょうが一応)

 

朝食のカリカリごはんを食べ、水を少しなめて……。よし、あとはトイレだよボーイ!
と見守ってますが、なかなか行きません。
廊下に出て遊びたがっています。
「よし、すこし冒険しようか」と、2人で廊下に出ます。
ボーイは楽しそうです。
しばらく廊下に落ちていた猫用のボールで遊んでいます。
「しばらく遊びそうだな。じゃあこのタイミングで歯を磨こう」
わたしは洗面所に入っていきました。
ボーイはボールを転がして遊んでいます。
無邪気なもんだ、と微笑みながらわたしはうがいをしました。

 

顔を拭き、廊下に出るとボーイがいません。
リビングに戻ったのかな、とドアを開けると、
ボーイがトイレの砂をザクザクとしています。

 

あー----!!
用を足す前のザクザクであってくれー--!!

砂をかけたところをクンクンとして、ボーイは颯爽とトイレを飛び出し、猛ダッシュで隣の部屋へと駆け出していきました。
世にいうトイレハイです。

 

絶好のチャンスをのがしてしまった……。
なんて間抜けななんだ、おれのバカバカバカ。
ああ、もうお昼寝してる……。
あんなかわいい寝顔、起こせない……。
病院に連れていけないよ~。

  Continue reading

3月11日は、東北にひとり旅をしたことを毎年思い出します。

2017年、法人化するタイミングで、
会津若松市に住んでおられる長尾のご両親に会いに行きました。
もちろんお会いしたのはそれが初めてでした。

こころよく迎えていただき、とてもいい時間を過ごさせてもらいました。
その時間は今でも大事な思い出として残っています。

 

そのあと、
福島県会津若松市~宮城県気仙沼市~岩手県花巻市を中心にレンタカーでまわりました。

それからもう5年も経つのか……。

東日本大震災が起きたのが2011年。
わたしが見た風景は、震災から6年後の風景でした。
それでもまだまだ仮設住宅があったり、荒れたままの土地がいたるところに残っていて、
とんでもないことが起きたんだなと思えるには充分な風景でした。

 

じっさいに体験された方々は、わたしが感じた数億倍も怖い目や悲しい目に合われていると思うと、こうやって文字にしていること自体が申し訳なく思ってしまいます。

残された方が、希望を感じながら生きていけますように。

 

当時の記事を一部、復刻

わたしが気仙沼に到着したときの話は、当時ここに旅の記録として書いてました。
(今は消しております)
久しぶりに読んでみると、当時の記憶がよみがえってきます。
やはり、書いておくっていいことだなあ。

 

ということで、
気仙沼市に到着したときの、当時の記事の一部を復刻します。
(編集あり)

気仙沼駅の前に案内所があったので立ち寄ってみました。
そこのおばちゃんがとても親切な方で、置いてある気仙沼のパンフレットを見ている僕に話しかけてくれました。

(※あらかじめお詫びしておきますが、語尾はわたしの勝手な演出とイメージです。実際はほぼ標準語でした)

「どこから来られたんだべ?福岡?あら~わたし福岡の筑紫野市にお友達がいでね、そんなどころから来てくれてうれしいだっちゃ。いづ帰るんだべさ?」
「明後日の昼の飛行機です」
「だったら明日は北の方に行ぐといいべ。岩手の方まで足をのばすことをおすすめするっぺな」

今夜の食事についても、現地の方ならではのアドバイスをいただきました。

「夜は、魚とお肉はどちらがええべな?」

はい、そこはちゃんとわかってますよ~なんてったってここは海辺の町!
大人の気遣いくらいはちゃんとできますので、
「魚ですかね~やっぱ」と答えると「ホルモン」をおすすめされました。

  Continue reading

紙のノートや手帳になんでも書きたい。けど書けない理由。

浮かんだアイデアや、気が付いたネタ、読みたい本のタイトルなど、
思いついたもの何でも書いてやろうといつも思うのですが、
「もし、これを置き忘れたりして誰かに見られたらどうしよう……」
と思って書けなくなります。

 

お客様から、
「手帳を忘れておられますよ。受付に置いておきますからいつでもどうぞ」
というお電話をいただいたことが15度ほどあり、
もう紙の手帳やノートにいろいろ書くのはよそう、
という結論に達しました。
脳みその中を見られているみたいで、恥ずかしすぎるからです。

 

対策として、
「見られても恥ずかしくないことのみを書く」
「見られたら恥ずかしいな、というものは暗号のような文字で書く」
というマイルールを作って書いていました。
しかし、自分で書いた暗号が解読ができない、という問題が発生したため、
しばらく紙のノートから離れていました。

 

新しい年(2022)になって、
紙の手帳やノートに毎日何かを書きたい欲が数年ぶりに再燃。
今年は紙のノートにいろいろと書いてみております。

やはり紙のノートは相棒感があって楽しいですね。
スケジュール管理はオンラインツールでやるとして、

それ以外のことは紙のノートに書いております。

書きはじめた頃は、当たりさわりのない内容を書いていましたが、
もっと思いっきりなんでも書きたい!!
という欲がやっぱり出てきました。

落書きのようなイラストも、今日の気付きも、思いついたネタも、普段考えていることもセーブせずに書きたい!

なんかいい方法はないだろうか……。

 

恥ずかしいってなんだろう。

そもそも、人はどんなときに恥ずかしいって思うんだろう。

たとえば。

ひとりで店で食事をしてると、友達いないんだな、と思われて恥ずかしい。
ひとりで映画に行くのは恥ずかしい。
貧乏だと恥ずかしい。
身長が170㎝ないと人権がないので恥ずかしい。
中卒だと恥ずかしい。 Continue reading

漫画家の手塚治虫先生は、お亡くなりになる前に、
「隣の部屋に行くんだ! 仕事をする、頼むから仕事をさせてくれ!」
と言ったと言われています。
人は命の危機を感じたときに、その時に一番心を占めているものを口にするのかもしれません。
手塚先生は作品を作り上げることに命がけだったんでしょう。

 

多くの人は、
子供や親、家族や恋人、友人や恩師、ペットや「推し」など、
愛しているものを口に出すんだと思います。

 

しかし、友人の前田くん(仮名)が、窮地に追い込まれて発したセリフは、このどれにも当てはまらない「え?それ?」というものでした。

 

そのときのお話です。
※ このお話には、主人公の前田くん(仮名)以上に存在感のあるZくんが出てきます。
(この場には友人男女10名くらいいましたが、話がを分かりやすくするために、
前田くん(仮名)とZくんの名前しか出しておりません)

 

Zくんが企画してくれたイベントで、夏にバーベキューをしました。
もう20代半ばのころの話なのでずいぶん昔の話です。

 

彼のイベントの計画はいつも素晴らしいものばかりでした。
場所の選定、メインイベントの準備、レクレーション案、
Zくんが決めてくれたその予定に乗っかっているだけで、
わたしたちは楽しい時間が過ごせました。

 

イベント企画力が抜群のZくんですが、
さらにすごいのが「イタズラ企画力」です。

 

「こういうイタズラを●●君にしよう」
とビジョンが見えたら、そこからの逆算力がすごいんです。
いかに不自然に思われないかの伏線を張りめぐらせます。
その日の会話、何気ない親切、すべてが伏線です。
しかも、そのイタズラが成功したときに、笑い話で済むかどうかの安全性の確認までおこなってます。

 

その日のターゲットは前田くん(仮名)でした。

海岸沿いの、少し小高い場所でバーベキューをしたあと、
レクレーション時間にキャッチボールをし、 Continue reading

『ご機嫌で1日をスタートすることが立派な大人というものだ』

と、どこかで聞いて、
そうか、そうだよね、と心がけていますが、これがなかなか難しい。

気がついたら、ムーンって顔しています。
頭の痛い仕事とか、気の重い行事。
家族や親の体のこと。
将来のお金の不安。
向かいたい方向になかなか向かえない現状。

こういった思いが、頭の同じところを高速回転しています。
トラみたいにグルグルまわって、いっそのことバターにでもなればいいのに、
わたしの頭から見つかるものは、闇鍋の具みたいな、なんだこりゃ、みたいな黒いかたまりばっかり。

わたしはまだまだ修行が足りません。

 

頭をスッキリさせて1日をスタートすることは大事だとよく言われている話なので、その手法は世の中にたくさん出回ってます。

とりあえず、うまいパンでも食べよう。

 

「もしもし、アサヒさん?」
「い、いえ……」
「あ、すみません、間違えました」
ガチャ。
「な、なんなんだ……。いま何時……?」

時計を見ると7:30。

「やっば!!」

飛び起きて出かける準備をして、お客様との時間になんとか間に合いました。

「誰か知らないけど、さっきは起こしてくれてありがとう」

 

30~40代になって、
「この電話がなかったら遅刻してたかも」
ってことがしょっちゅう起こります。

びっくりするくらい、いつも誰かが、何かが起こしてくれるのです。
電話、玄関のチャイム、雷、顔を噛む飼い猫などのあらゆる手段を使って。

こうやって何かが助けてくれるのは、
おそらくわたしが10~20代に寝坊ばかりしていたからなんじゃないか、
と仮説を立てています。

わたし担当の守り神に、
「こいつはもう見てられない……。こっちから手を貸すしかない」
と、そう思われたはずです。

ということで、懺悔の意味も込めて、

 

恥ずかしかった寝坊ベスト3

を告白します。

第3位

夕方、お客様のところに約束の時間より1時間早く着いてしまいました。
車を停める場所は共同駐車場。
お客様の会社までは、ここから歩いて5分以上かかります。
当然、お客様からこの駐車場は見えません。
隣には、お客様の従業員さんの車が停まっていました。
来客用スペースに車をとめて、約束の時間まで本むことにしましたが、いつの間にか寝てしまってました。
「あれ?何時?」
と思い時計を見ると、約束の時間を30分過ぎています。
隣の社員さんの車はもうありません。
ハンドルに足上げてリラックスし過ぎたわたしの姿を見られたはずです。
急いでお客様の会社へ飛び込むと、担当の方はまだおられました。
事情を正直に説明すると笑って許していただきました。

第2位

大学1年のときに、第二外国語でフランス語を選択しておりました。 Continue reading

2009年ですから、もう10年以上前の話になります。
企業して3年くらいのときに、
わたしたちは経営コンサルをうけにいきました。

 

2006年にスカンピン(素寒貧)の状況で起業したわたしたち。
当時もなんとかかんとかその月暮らしでやっている状態でした。
そんな状況からもう一歩抜け出したい、
そんな思いがあったのです。

 

共同経営者である長尾が、
とあるルートで開拓してきたコンサルタントのもとへ向かいました。

 

コンサルタントと話していくうちに、
わたしたちの業種の傾向、わたしたちの強みと課題点などが見えてきます。

「ネットも大事だけど、リアルも大事だよ」
というアドバイスもいただきました。
その辺のバランスが崩れていたな~と気付き、
とても有意義な時間でした。

 

もうそろそろ終わりの時間です。
今日は来てよかったな~、もっとやれる気がしてきたぞ~。
と、明日からの仕事に向けて意欲が高まっていました。

 

最後の質問タイム

「では、最後に社長に質問です」
「あ、はい」とわたしは答えました。

「経営者にとって1番大事なことってなんでしょうか?」

「え……? 1番ですか……。なんだろう……」
「この要素は経営者にとって大事なんですよ」

 

わたしは通常の8倍速で頭を回転させました。

 

「えっと……、『人の話を聴くこと』ですかね……」

「あ~……それももちろん大事なんですけどね……」
とコンサルタントは少し顔が曇っています。

(しまった……違ったか……ガッカリな顔させちゃったな~。
社長としての素質ないな~と思われてしまっただろうな……)

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