歳を重ねていくと、中学生の息子だけではなく、己の髪の毛すら意のままにならなくなってきますね…。
ということで、数年ぶりにショートヘアにしました。スンッ
ショートにして、ふと思い出した大昔(昭和)の話。
小さい頃、髪の毛は家で母に切ってもらうのがお決まりのパターンでした。
数カ月おきに前髪や後ろの長さを切りそろえる程度のカット✄です。
手先の器用な母のカットが、結構気に入っていました。
今のおしゃれキッズみたいに、美容室で切ってもらう子なんて、私の周りにはいませんでした。
あれは確か、中学2年の新学期が始まる前、アパートに『コヤアイちゃん』という子が引っ越してきました🚛
色白、清楚、やわらかい雰囲気のショートヘアがよく似合う、どこか都会的な女の子。
一方の私は、夏を独り占めしたかのような色黒、頑固そうな力強い眉毛の、The 活発女子🕺。
自分と正反対の彼女に微かな憧れの念を抱いたことを覚えています。
ある日、専属美容師の母が私にこう言いました。
「コヤアイちゃん、美容室に行ってるんだって~♪ お姉ちゃん(3姉妹の長女です)も行ってみる?」
「び、美容室💇!!!」
もちろんYES!!!です💖
やったー!!!気分はもうシティガール!!!
そんなこんなで、コヤアイちゃんが行きつけだという美容室情報を入手し、一人で向かうことになりました。🚴キコキコ
教えられた通りに向かうと、それらしき美容室発見。
恐る恐る入って行きました。
「こんにちは☺️今日はどうされますか?」
と優しそうな店員のお兄さん。
「コ、コヤアイちゃん知ってますか?コヤアイちゃんみたいにお願いします(語彙力)」
顔真っ赤な女子中学生。
すると、お兄さんは一旦店の奥に行き、他の店員さんと話しています。
コヤアイちゃんのヘアスタイルを確認してるんだな✨️と胸が躍りました。

お兄さん「カット、ですね☺️?」
私「はい!コヤアイちゃんみたいにお願いします(しつこい)」
お兄さん「わ…っかりましたぁ」
…チョキチョキチョキチョキ✄✄✄
お兄さん「前髪の長さはどうしますか?」
私「コヤアイちゃんくらいでお願いします」

お兄さん「……わ…っかりましたぁ、眉毛くらいかな?」
私「はい!(ちょうどコヤアイちゃんくらいの長さだ✨️)」
…チョキチョキチョキチョキ✄✄✄
お兄さん「こんな感じで大丈夫ですか?」
私「はい!大丈夫です!ありがとうございました!(完璧コヤアイちゃんだぁ✨️)」
お会計をして、ご機嫌で美容室を後にしました。

家に帰ると、母も妹達も絶賛してくれ、とっても気分が良かったのを覚えています。
そこから私のショート時代が長く続くことになります。
📖コヤアイちゃん外伝📖
実は、コヤアイちゃんが通っていたお店は、数百メートル先の『全く違う美容室』だったことが後に判明。
あの時のお兄さんは、全く誰だかわからない「コヤアイちゃん」に寄せてカットをしてくれたのでした。
女子中学生のわけのわからないオーダーに、嫌な顔一つせず
「コヤアイちゃん」みたいに仕上げて頂き、本当にありがとうございました🙇🙇🙇
