はねオンライン株式会社は、3月(2020年)に筑後市から久留米市へ移転をしました。
慣れ親しんだ筑後市を離れることに対し、いろいろな思いがありましたが、今回ご縁をいただいた場所でまた新しい花を咲かせることができるようにがんばっていきますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
はねオンライン株式会社の「はね」は、筑後市のシンボルである「羽犬」からいただいております。
なぜ筑後市をイメージすることばが「はね」なのか?
地元以外の方のために簡単に説明いたしますと、筑後市には「羽の生えた犬の伝説」ってのがありまして、豊臣秀吉にペットとしてとてもかわいがられていたという愛犬説と、獰猛(どうもう)で住民たちから恐れられていて、豊臣秀吉に退治されたっていう悪犬説の2つが語り継がれているんだそうです。
その犬のお墓も残っています。なので「羽犬塚」という地名や駅名になっております。
筑後市のゆるキャラも「はね丸」くんです。
昔、友人から「はね丸くんの『はね』を使うなんて思い切った社名にしたね~」と言われたことがありますが、はね丸くんが誕生するより前につけた社名なんですよ~、2006年からスタートしたうちが先なんですよ~、盗用したんじゃないとよ~…とここでさりげなくアピールしておこう…。
(知名度・貢献度は、はね丸くんに完敗ですが…)
久留米市に移転するにあたり、「筑後を見捨てるのか?」という問いもたくさん頂戴しましたが、私たちはそんなつもりはまったくありません。
むしろ筑後市をかかえたまま外へ飛び出していこうという意味も込めて、社名はあくまでも「はねオンライン」のままです。
万が一、数年後、福岡市や東京、ロンドンやドバイに移転することがあったとしてもずっと「はね」を背負っていこうと思っております。
いや、「はね」に背負ってもらって…の方が正しいかもしれません。
まだまだ自分たちのことで精一杯な小さな存在でしかない私たちではありますが、いつかどんな形でもいいのではねオンラインを育ててくれた筑後市にも恩返しができるようになったら嬉しいです。
家は筑後市のままなので通勤時間も長くなりましたが、場所と時間にしばられないような仕組みを作り、今まで以上にお役に立てるように努めてまいります。
世の中が先の見えない状況ではありますが、細心の注意をしながらも、はねを広げて前へ進んでまいります。