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逆効果になってしまうセリフの第1位

相手との距離を近づけたいがために、よかれと思ってしてしまう問いかけには完全に逆効果になるものが存在します。
それを言う側は、
「僕、あなたのことけっこう分かってるでしょ」
「ぼくら趣味が合いそうですね~」
「あ、そういうところかわいいですね」
というような思いを密かに隠し持ちながらさりげなく相手に質問をしますが、

それを言われた側は、
「私のこと何も知らないくせに簡単にまとめられると嫌なんですけど…」
「勝手に仲間意識気持たないでほしい…」
「したり顔が持ち悪い…」
という思いが心の奥底で芽生えてしまうというような禁断の問いかけが存在します。

そんな逆効果なセリフ第一位を見つけましたので、自分への戒めという意味も含めここに記録しておきたいと思います。

このセリフを言ってしまうシチュエーションは食事中です。
「まだお互いをあまり知らない男女」という関係の中で出てくる頻度が多いと思われます。
「仕事上で飲む機会のあった男性同士」の場合も、このセリフが出ることありそうです。
(女性同士はこのセリフを投げかけても特に問題ないような気がします、なんとなくですが…)

メニューの中に、刺身や寿司があったら要注意です。

そのセリフとはこれです。

「ア、光リモン、好キナンデスネ」

光り物とは、
アジ、サバ、イワシ、コハダ、サンマなどの、表面が銀白色に光っている魚のことです。

この問いかけをすると、言った側はちょっと「通」っぽくも聞こえますし、美味しい魚料理を食べなれてる「大人」を演出する効果がありますのでちょっと気持ちいいんです。

ただし問いかけられた側の心理としては、たとえ本当に光り物の魚が好きだったとしても何かとても気恥ずかしい気持ちになってしまいます。

これが、「ハマチが好きなんですね」とか「タイがお好みですか?」という質問であれば、
「はい、好きですね~」とか、「タイ美味しいですよね」と笑顔で答えることができるんですが、光り物にはそのすがすがしさが出せない何かがあるんですよね。(光り物さんごめんなさい)

「光り物」っていう言葉の響きにも問題がありそうです。
上辺だけのきらびやかさに騙されやすようなどことなく安っぽい…みたいな響きが感じられます。

本当に光り物が好きだった方だったとしても、「あ、いや、そういうわけではないんですが…」と言いながら、名前も分からない無難な白身魚に箸を伸ばしてしまうことになってしまいます。
次もサバとかサンマに手を伸ばしたいのにです。

「そうなんですよ、好きなんですよ~光り物」みたいに答えることができるオープンマインドを持った方は日本にはなかなかいないのが現状です。

このようにこの問いかけは完全に逆効果になってしまいますので、とくに中年の男性が若い女性の方に気に入られようとしてやってしまいがちなんで気を付けた方がいいです、はい。

そもそも「光り物が好き」という限定的な嗜好性を持った方っているんでしょうか…。
たまたま好みの味が光り物と言われているカテゴリーの魚だったに過ぎないはずです。
「光り物ありき」でその魚の味を好きになるなんてないはずです。
なので、嬉しそうに「光り物、好きなんですね」という問いかけ自体がナンセンスだし、言われたときの違和感がたまらなくモヤモヤするんですね、きっと。

という私も昔、このセリフをあびせたことがあります。一緒に働いている長尾(男性)に。
やはり、「あ、いや…そういうわけではないんですが…」と次は白身魚に手を伸ばしてました。

【補足】
じゃあ、もし「光リモン、好キナンデスネ」と問いかけられたらどう答えるのがいいのか…。

「キライじゃないです」

とりあえずこれがベストかなと。

これで、好きな光り物も継続的に食べることができますので。

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