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キャンプミーティング ~ホタルやカブトムシじゃないんだから編~

10月吉日。
毎年恒例となっている、男2人の『ミーティングキャンプ』に行ってきました。
 
【目的】
新しい期を迎え、今後の会社の方向性を話し合う。
新しいチャレンジは何か?
削っていく仕事はどれか?
改善するべき点はどこか?
などなど。
 
【本音】
自然の中で焼いて食って飲んで、ただただキャンプを楽しもう。
 
長尾はたまにひとりでもキャンプに行ってますが、2人でのキャンプは今回で6回目となりました。
(テントは別。ソロキャンプ×2 のスタイルです)
 
過去の5回のキャンプはこんな感じでした。
(私目線での記録です)
 

【今までのキャンプの記録】

1回目……2020年9月末。(佐賀市:北山)
山の極寒を知る。
 
2回目……忘年会を兼ねた同年12月。(八女市星野村:池の山)
冬キャンプは予想を超えて寒かった。
夜中に飛び起き、凍えながら火を起こした。
 
3回目……2021年5月。(八女市黒木町:奥八女焚火の森キャンプフィールド)
寒さは問題なかったが、
夕食後、予報を超える豪雨となる。
騒音レベルの雨の音で、浅い眠りのまま朝を迎える。
 
4回目……忘年会を兼ねた同年12月。(大牟田:橘香園)
現地でテントが見当たらない。
長尾にタープを借りてテントもどきで睡眠。
(過去記事あり ※リンクは最後に)
 
5回目は2022年9月。(佐賀:具座)
自分の敷地内の隅っこから、
「キュエーー」
という小さな甲高い声が聞こえてきた。
草むらに一瞬、宙に浮いたカエルが見えた。
(え? なに今の!?)
ついに恐れていた「アレ」が出てしまった。
当然、安眠できず。
 
過去5回のキャンプをまとめると、
極寒→超極寒→豪雨→無テント→ヘビ出現
となります。
 
そんな過酷な流れを経て、
6回目のキャンプにやってきた自分を誉めてあげたいと思います。
 

第6回キャンプミーティング

佐賀の「むおんキャンプ」というところにやってきました。
「無音」という意味のようです。
 

 
キャンプ場のセレクトはいつも長尾がやってくれます。
今回は、いろいろと設備が整ったキャンプ場を選んでくれていました。
今日はテントも忘れていません。
万が一の寒さに備えて毛布もダウンジャケットもあります。
 
「イノシシが出ることがあるらしいですが大丈夫ですか?」
と事前に長尾にたずねられたけど、
『「アレ」さえ出なけりゃ何が出たっていい』って思っていました。
2023年、「アレ」を目指した阪神タイガース。
わたしは「アレ」から目を背けたい一心です。
 
10月の山はとても寒いから、さすがに「アレ」も、もう冬眠しはじめている頃でしょう。
今日こそ朝までぐっすり寝れるんじゃないでしょうか。
 
チェックインすると、管理人のおじさんがやってきていろいろと説明をしてくれました。
 
「ここの冷蔵庫とコンセントは自由に使っていいですよ。
この水道は井戸水だけど飲めますよ、検査もちゃんと通っていますから安心してください」
 
設備も整っている。今日は楽勝そうです。
今日は朝までぐっすり寝ることができそう!
そう確信したその瞬間、耳を疑うような言葉が聞こえてきました。
 
「この前マムシが出ました。歩くときは足元に気を付けてね。あの辺りが湿原になっていて、マムシの生息地なんですよ」
と、管理人さんは、まるでホタルの出る場所を教えるときのような軽い口調で、少し離れた湿原を指さしながらそう言いました。
 
「出るんですか?ここにも?」
「出ます出ます。普通に出ます」
 
その口調は、人を励ますときのリズムと同じでした。
 
「でも、さすがにもうこれだけ寒い季節になるとマムシも出ないのでは……」
なんとか心の拠り所が欲しくて私は質問してみました。
「今が一番活発なときですよ、冬眠前でね」
「そ、そうなんですか!? でも夜は寒いから……」
「夜の方が出ます。マムシは夜行性ですから」
 
もう心の拠り所はどこにも見つかりそうにありません。
 
「トイレに行くときはこの道を通っていってください。夜は足元をライトで照らしてね。いますからね、こんなところにこんな感じで」
 
「そうですか、それは楽しみですね」と、つい口にしそうなくらい、管理人のおじさんの口調は爽やかでした。「ちゃんと出るから安心してください」という意味あいすら含まれているかのようでした。
マムシをカブトムシと同じカテゴリーで取り扱っておられるのかもしれません。
 
「アレ」+毒=マムシ。
そんな「アレ」のハイスペックな生き物が、夜中、テントの周りにゾロゾロと這いずり回る。
そんなおぞましい映像が頭の中で流れた状態で、キャンプはスタートしました。
 
 
とまあ、こんな感じではじまったキャンプでしたが、とりあえず朝までアレたちの姿を見ることなく過ごすことができました。
 

 
予想以上のハプニングが起きても、それをひっくるめてキャンプは毎回楽しくて有意義な時間となります。
 
この日、焚き火の前で2人話しながら出てきたアイデアや改善点は、少しでも早く形にして、今まで以上にお客様のお役に立てることができるようなチームになっていくつもりです。
今後ともよろしくお願いいたします。
 
 

P.S.
管理人のおじさんは、とても親切でフレンドリーな方でした。
いろいろなお話を聞かせてもらい、面白かったです。
またお会いできるのを楽しみにしております。
 
第4回目のキャンプの過去記事のリンクはこちら。
https://haneonline.jp/column/3475/

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