福岡県久留米市にあるWEB制作会社  はねオンライン株式会社   はじめてのホームページ制作からリニューアルまで対応♪

土曜日ということもあり、順調に仕事が終わったささやかなお祝いに、久しぶりにラーメンを食べようと思たちました。
ここのラーメンはうまいのです。

開いてるかな、と店に行ってみると、10名ほど順番待ち状態。
14:00というお昼時を過ぎた時間なのに意外と人が多い。
また今度にしようかな、と悩みましたが、
「今度」はずいぶん先になるような気がして、結局待つことにしました。

わたしのあとにも、お客さんが1人、2人と定期的にやってきます。
なかなかの繁盛ぶりに、期待度は増していきました。

 

わたしの前に待っている男性も、どうやらひとりで食べに来ている様子。
そして、わたしの後ろの男性もお一人様。
同世代のおひとり様3人組。
同志たちのようなゆるい親近感をおぼえました。

しかしこのあと、わたしたち3人に激しいバトルが待ち構えていることを、このときのわたしは知る由がありませんでした。

 

男には、男同志にしか分からない、意識の水面下での勝負ごとがあります。
お互い、勝負していることは表には出しませんが、たたかっているのです。
勝敗をわける【判定基準】はこんな感じです。

① 知能指数よりも握力の数値が高い方がすぐれた生き物である
② 背は高い方が、相手を物理的にも精神的にも見下ろせる
③ 日焼け止めクリームを塗らない男の方が勝ち
④ 保湿を気にするような男は男じゃない
⑤ 甘いスイーツ食べるなら、スルメ食ってる方がワイルド
⑥ かつ丼のコロモを健康のために残す男は情けない
⑦ 嫌がらずにふんどし姿になれる男には勝てない
⑧ にんにくの匂いを気にせずにメニューを選ぶのが男
⑨ 薄く切った牛肉より、厚切りのいのしし肉を「うまいね」と言える方が漢

(私は⑥以外、すべて敗者側です。しかも⑥もたまにやります)

この意識の水面下でのバトルには、いい車に乗ってたりとか、役職や肩書きはいっさい関係ありません。
経済的に豊かであるとかおしゃれな人間である、とか、そんな要素をいっさい含まない裸の生き物同志の勝負があるんです。
動物や昆虫にもある弱肉強食の世界と似ています。 Continue reading

ゴールデンウイークに、「謎の焦りモード」が発症しました。
焦るような具体的な理由なんて何もないのに、なぜか心が焦ってしまっている、という症状です。
長期休暇になると発症しやすい、わたしの持病のようなものです。

 

こんなときは、写真部総出(部員ひとり)でカメラを持ってどこかを歩くというのが一番の応急処置、ってことで、近場ですが撮影にいってきました。
悩みを写真で解決させるとは、写真部の鑑(かがみ)のような存在ですね。

気が向くまま車を走らせました。

あの山の方へ行ってみよう。

 

あの山の方へ

 

しばらく山ばっかりの道を走ると、少し開けた場所に小さな集落地がありましたので、車をとめて歩いてみることにしました。

 

石垣

 

家と洗濯ばさみ

 

洗濯ばさみ

 

壁と洗濯ばさみ
洗濯ばさみ3連発。
我ながらどこか病んでる感じがします。
写真は心を写し出してしまうって本当のようです。

 

ピチピチピチと鳥のさえずりが頭の上からきこえていました。
空を見渡しても姿は見えません。
このあたりから、心のザワザワが消えていったように思います。

石の階段がありました。
よし、のぼってみよう。

息が切れ切れになりながらなんとか登り終えると、神社がでてきました。

おおかたの予想通りです。

神社

 

神社

 

財布は車の中に置きっぱなしのため、お賽銭をあげれず…。
ごめんなさい…。
PayPay払いのお賽銭箱、できないかな……。(風情ゼロ)

狛犬

口があいている方がオスで獅子。
口がしまっている方がメスで狛犬。
この写真をインスタグラムにアップした際に知った情報です。
(どちらも狛犬という、という説もありましたが)

さらに、オスの方を「阿」、メスの方が「吽」とされているようです。
「阿」は口を開いて最初に出す音、
「吽」は口を閉じて出す最後の音であり、
そこから、それぞれ宇宙、万物の始まりと終わりを表す言葉とされ、前者を真実や求道心に、後者を智慧にたとえられています、とネットに書いてありました。出どころに重みがなくてすみません。

阿吽の呼吸、という言葉はここから来ているそうな。 Continue reading

はねオンラインキャンブ部 活動報告!
九州にはたくさんの素晴らしいキャンプ場があります。
夜な夜な「キャンプ場MAP」というアプリで、次はココだ!ほんでその次はココだな。
なんていう日々を過ごしております。
もっといいとこ、もっといいとこと探しても、どれも魅力的に見えてきます。

 

今回、3月佐賀へ、4月は熊本へと部活動をおこなってきました。
そこでようやく自分なりのキャンプのあり方が見えてきました。

 

■3月のキャンプ場

道の駅大和オートキャンプ場(佐賀県佐賀市)

全8区画のサイト

その名の通り、道の駅の敷地内にキャンプ場があります。
横一列に並んだ区画サイトで電源もあります。(電源使用は別料金)
途中、道の駅内を散策したり、ビール片手に大きな川を眺め、時の移ろいを感じつつ、刹那の時間に身を任せます。
ナイスミドル、俺。

平日にもかかわらず8サイトは満員でした。
急遽3日前に予約し、特別何かをするわけでもなく食べる・呑む・寝るの繰り返しです。。

やっぱりもっと料理作りを楽しみたい!
繊細な料理を作りたい!
小洒落た料理を作れる男になりたい!
よりキャンプを楽しむには料理なんだ!
料理しかないんだ!(決してそうではないはず。。)
決意を胸に、勢いよく寝袋に入って就寝と思いきや3月って寒いですの。
寒くて寝れない。。
自分の好きな趣味の時間、毎秒苦悶で歪むわが顔。。

 

キャンプ利用者だけが入場できるようになっています。

 

寒さ対策不十分。。

あまりの寒さに、寝るのをあきらめ焚き火で暖をとっていたら、酔いどれおじさんがお酒片手に話しかけてきました。
「あぁぁた、キャンプはよくするのかね?」
「あぁぁた、そのテントはどこのかね?」
「あぁぁた、なんのお酒呑んどると?」
「あぁぁた、どこから来た?」
「今の季節はいいね~あぁぁた」
「どころで、座っていいかね、あぁぁた」 Continue reading

これは死ぬまで誰にも言わないでおこうと思っていました。
自分の中だけに秘めていようと思っていました。

 

これを公言してしまったら、今後の人付き合いに支障が出るかもしれない。
なるべく波風立てずに生きてきた人生を、自ら壊してしまうかもしれない。
嘘つきだったんですね、と信頼を失うかもしれない。
とんでもない詐欺師野郎め!とののしられるかもしれない。

 

しかしもう告白することにします。
墓場まで持って行くには荷が重すぎます。

 

じつはわたし、
「焼きおにぎり」を美味しいと思ったことがないのです。

(とうとう言ってしまった……)

 

昔、居酒屋で、
「締めでおにぎりを頼みますが、
焼きおにぎりと普通のおにぎり、どっちがいいですか~」
と注文をとられたことがありました。
6人中5人が「焼きおにぎり」を選び、
6人中6人目のわたしも、
「じゃ、焼きおにぎりで」
と、平然とした顔をして手を挙げました。

 

出てきた焼きおにぎりを食べながら、みんな口を揃えて言っています。
「焼きおにぎりってやっぱりおいしいね〜」
「この香ばしさがたまんないね」と。
わたしも小さくうなずいたりしながら、
さりげない声で「うん、うまい」と、
あたかも「焼きおにぎり大好きびと」みたいな顔をして食べました。

 

みんなして、自分に嘘をついているはずだ。
焼きおにぎりの味が分かるおしゃれな人間を演じてるだけだ。
そう思いました。

 

あー、どうせおにぎりを食べるのであれば、ふっくらあったかいおにぎりが食べたい。
海苔が巻いてある塩味のきいた白い米が食いたい。
具は、シャケでも明太子でも昆布でも梅でもおかかでもいい。
なんなら具なんて何も入ってなくたっていい。

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このたび我が家の庭に、タイニーハウスがやってきました。
タイニーハウスとは、その名の通り「TINY=小さな」家のことです。

はじめは、庭に生える雑草との戦いで腰が悲鳴を上げ、コンクリートにしようと決意したのですが、折角なら自転車小屋(去年の台風で壊れた。。)も作って、家の中であまり使わない季節家電などを置いておける小屋をという計画でしたが、いつもお世話になっている久留米市のカントリーハウスさんに相談したところ、予想以上のカッコいいタイニーハウスを建ててもらうことができました。

 

 

 

完成後は、このカッコいいタイニーハウスを単なる収納小屋にするのは勿体ないと判断し、「キャンプギア基地」兼「ひとりでランタンの灯りのもと酒をグイグイ呑むための部屋」に変更しました。

 

 

 

■ということで、まずは雑草と荒れてしまった庭の整地をしてもらいました。

まずは整地から

一部、家庭菜園ができるように奥行き2m横4mくらいのミニ畑スペースも作ってもらいました。

 

もうこの出来ですでに満足してる。

荒れ果てた庭が2~3日で、こんなにきれいに。。
もう満足です。
あ、まだタイニーハウスがまだだった。

 

 

建物ができてきました。

タイニーハウスの形が見えてきました。
この頃になると毎日、仕事から帰ってきたらすぐ庭に足を運びニヤける日々が続きます。

 

断熱シートも施工してもらいました。

駐輪所(右側)も充分な広さを確保。
これで台風の心配もなさそうです。
※床面積も10㎡以内にしてもらったので、建築確認は不要です。

 

駐輪場とタイニーハウスの間の窓も♪

もう完成間近です♪

 

完成~~

すごくカッコいい♪

 

木の香りがいいです

自宅のWi-Fiも届くのでここで仕事もできそうです(^o^)

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パパの気持ち

今日は日曜日。
ネコを健康診断に連れていく日です。
かかりつけの動物病院は、日曜日も午前中だけあけてくれています。
平日はなかなか行けないので、予定のない今日がチャンス。
今日は下の子(モモ:男の子)の番です。

 

先生から、
「ネコちゃんのおしっこを持ってきてもらえる方がいい」
と言われていました。
朝からお玉をもってボーイ(ネコ)がトイレに入るのを待ち構えていました。
猫用トイレでネコがしゃがんだら、すかさずシリの下にお玉を滑り込ませるという技をわたしは編み出したのです。ふふふ。
(もちろん、料理で使うお玉とは別々にしております。書くまでもないことでしょうが一応)

 

朝食のカリカリごはんを食べ、水を少しなめて……。よし、あとはトイレだよボーイ!
と見守ってますが、なかなか行きません。
廊下に出て遊びたがっています。
「よし、すこし冒険しようか」と、2人で廊下に出ます。
ボーイは楽しそうです。
しばらく廊下に落ちていた猫用のボールで遊んでいます。
「しばらく遊びそうだな。じゃあこのタイミングで歯を磨こう」
わたしは洗面所に入っていきました。
ボーイはボールを転がして遊んでいます。
無邪気なもんだ、と微笑みながらわたしはうがいをしました。

 

顔を拭き、廊下に出るとボーイがいません。
リビングに戻ったのかな、とドアを開けると、
ボーイがトイレの砂をザクザクとしています。

 

あー----!!
用を足す前のザクザクであってくれー--!!

砂をかけたところをクンクンとして、ボーイは颯爽とトイレを飛び出し、猛ダッシュで隣の部屋へと駆け出していきました。
世にいうトイレハイです。

 

絶好のチャンスをのがしてしまった……。
なんて間抜けななんだ、おれのバカバカバカ。
ああ、もうお昼寝してる……。
あんなかわいい寝顔、起こせない……。
病院に連れていけないよ~。

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3月11日は、東北にひとり旅をしたことを毎年思い出します。

2017年、法人化するタイミングで、
会津若松市に住んでおられる長尾のご両親に会いに行きました。
もちろんお会いしたのはそれが初めてでした。

こころよく迎えていただき、とてもいい時間を過ごさせてもらいました。
その時間は今でも大事な思い出として残っています。

 

そのあと、
福島県会津若松市~宮城県気仙沼市~岩手県花巻市を中心にレンタカーでまわりました。

それからもう5年も経つのか……。

東日本大震災が起きたのが2011年。
わたしが見た風景は、震災から6年後の風景でした。
それでもまだまだ仮設住宅があったり、荒れたままの土地がいたるところに残っていて、
とんでもないことが起きたんだなと思えるには充分な風景でした。

 

じっさいに体験された方々は、わたしが感じた数億倍も怖い目や悲しい目に合われていると思うと、こうやって文字にしていること自体が申し訳なく思ってしまいます。

残された方が、希望を感じながら生きていけますように。

 

当時の記事を一部、復刻

わたしが気仙沼に到着したときの話は、当時ここに旅の記録として書いてました。
(今は消しております)
久しぶりに読んでみると、当時の記憶がよみがえってきます。
やはり、書いておくっていいことだなあ。

 

ということで、
気仙沼市に到着したときの、当時の記事の一部を復刻します。
(編集あり)

気仙沼駅の前に案内所があったので立ち寄ってみました。
そこのおばちゃんがとても親切な方で、置いてある気仙沼のパンフレットを見ている僕に話しかけてくれました。

(※あらかじめお詫びしておきますが、語尾はわたしの勝手な演出とイメージです。実際はほぼ標準語でした)

「どこから来られたんだべ?福岡?あら~わたし福岡の筑紫野市にお友達がいでね、そんなどころから来てくれてうれしいだっちゃ。いづ帰るんだべさ?」
「明後日の昼の飛行機です」
「だったら明日は北の方に行ぐといいべ。岩手の方まで足をのばすことをおすすめするっぺな」

今夜の食事についても、現地の方ならではのアドバイスをいただきました。

「夜は、魚とお肉はどちらがええべな?」

はい、そこはちゃんとわかってますよ~なんてったってここは海辺の町!
大人の気遣いくらいはちゃんとできますので、
「魚ですかね~やっぱ」と答えると「ホルモン」をおすすめされました。

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紙のノートや手帳になんでも書きたい。けど書けない理由。

浮かんだアイデアや、気が付いたネタ、読みたい本のタイトルなど、
思いついたもの何でも書いてやろうといつも思うのですが、
「もし、これを置き忘れたりして誰かに見られたらどうしよう……」
と思って書けなくなります。

 

お客様から、
「手帳を忘れておられますよ。受付に置いておきますからいつでもどうぞ」
というお電話をいただいたことが15度ほどあり、
もう紙の手帳やノートにいろいろ書くのはよそう、
という結論に達しました。
脳みその中を見られているみたいで、恥ずかしすぎるからです。

 

対策として、
「見られても恥ずかしくないことのみを書く」
「見られたら恥ずかしいな、というものは暗号のような文字で書く」
というマイルールを作って書いていました。
しかし、自分で書いた暗号が解読ができない、という問題が発生したため、
しばらく紙のノートから離れていました。

 

新しい年(2022)になって、
紙の手帳やノートに毎日何かを書きたい欲が数年ぶりに再燃。
今年は紙のノートにいろいろと書いてみております。

やはり紙のノートは相棒感があって楽しいですね。
スケジュール管理はオンラインツールでやるとして、

それ以外のことは紙のノートに書いております。

書きはじめた頃は、当たりさわりのない内容を書いていましたが、
もっと思いっきりなんでも書きたい!!
という欲がやっぱり出てきました。

落書きのようなイラストも、今日の気付きも、思いついたネタも、普段考えていることもセーブせずに書きたい!

なんかいい方法はないだろうか……。

 

恥ずかしいってなんだろう。

そもそも、人はどんなときに恥ずかしいって思うんだろう。

たとえば。

ひとりで店で食事をしてると、友達いないんだな、と思われて恥ずかしい。
ひとりで映画に行くのは恥ずかしい。
貧乏だと恥ずかしい。
身長が170㎝ないと人権がないので恥ずかしい。
中卒だと恥ずかしい。 Continue reading

キャンプをはじめて早2年が経過しました。
そのあいだに、いろんなギアを購入してきました。
テントはソロ用のものは必要だし、と言いつつ広い空間用のもの欲しくなり3~4人用も購入。
当初、焚き火台はキャンプにほんとに夢中になるかは未定だったので、あまり考えず安価のものを購入。
しかしながらYoutubeやAmazonを見ていたら「あら、いいですね~」の波が何度も押し寄せ、他のも欲しくなり、計3台購入。
寝袋は何となく防災用で持ってたものもありつつ、冬の防寒仕様のものも欲しくなり「あら、いいですね~」の波が何度も押し寄せ購入。
本格的なナイフは要らないだろう~。包丁さえあれば料理できるんだからさ~と思っていた矢先、他のキャンパーがベルトに固定して、いそいそと野生感出してるのを見て「あら、いいですね~」の波が何度も押し寄せ購入。薪を割る斧については、「あら、波、何、寄」購入。

 

寄せては返してきます。
そして押し寄せられます。
返す、絶えず、寄せては返すの繰り返し。

キャンプといったらブーツだな~。Dannerとかかってるし購入。
ブーツって結局疲れるから!って自分に怒って、怒られた自分に励ましの意味を込めてスニーカー購入。。
焚き火料理もいいけど、コンロも必… 購入。。。
冬でも紫外線あるし、兎にも角にも目の横にデカいシミがあるから帽子って必… 購入!
ランタンって一個じゃ間にあわな…購入!!
もう食い気味で購入。

 

さて、その結果どうなった。
そう、ダサくなった。
総、ダサくなった。

 

デザインの仕事をしていて、ちょっと手が回らなくなり外部の人やお手伝いの人にデザインの提示をお願いすることがあります。

====
あ~このデザインには余白や色彩の統一感が足りないかな~。
なんて言ったりして。
デザインてのはさ、なにもビジュアルを華やかにするのが目的じゃなくてさ、
閲覧者に見やすい・操作しやすいとかさ、
情報が整理されていてさ、
認識しやすいとかさ、
情報の安心感やさ、
情報の干渉をさ、
和らげたりさ、
情報の所属を明確にしたりさ、
煮てさ、
焼いてさ、 Continue reading

漫画家の手塚治虫先生は、お亡くなりになる前に、
「隣の部屋に行くんだ! 仕事をする、頼むから仕事をさせてくれ!」
と言ったと言われています。
人は命の危機を感じたときに、その時に一番心を占めているものを口にするのかもしれません。
手塚先生は作品を作り上げることに命がけだったんでしょう。

 

多くの人は、
子供や親、家族や恋人、友人や恩師、ペットや「推し」など、
愛しているものを口に出すんだと思います。

 

しかし、友人の前田くん(仮名)が、窮地に追い込まれて発したセリフは、このどれにも当てはまらない「え?それ?」というものでした。

 

そのときのお話です。
※ このお話には、主人公の前田くん(仮名)以上に存在感のあるZくんが出てきます。
(この場には友人男女10名くらいいましたが、話がを分かりやすくするために、
前田くん(仮名)とZくんの名前しか出しておりません)

 

Zくんが企画してくれたイベントで、夏にバーベキューをしました。
もう20代半ばのころの話なのでずいぶん昔の話です。

 

彼のイベントの計画はいつも素晴らしいものばかりでした。
場所の選定、メインイベントの準備、レクレーション案、
Zくんが決めてくれたその予定に乗っかっているだけで、
わたしたちは楽しい時間が過ごせました。

 

イベント企画力が抜群のZくんですが、
さらにすごいのが「イタズラ企画力」です。

 

「こういうイタズラを●●君にしよう」
とビジョンが見えたら、そこからの逆算力がすごいんです。
いかに不自然に思われないかの伏線を張りめぐらせます。
その日の会話、何気ない親切、すべてが伏線です。
しかも、そのイタズラが成功したときに、笑い話で済むかどうかの安全性の確認までおこなってます。

 

その日のターゲットは前田くん(仮名)でした。

海岸沿いの、少し小高い場所でバーベキューをしたあと、
レクレーション時間にキャッチボールをし、 Continue reading

『ご機嫌で1日をスタートすることが立派な大人というものだ』

と、どこかで聞いて、
そうか、そうだよね、と心がけていますが、これがなかなか難しい。

気がついたら、ムーンって顔しています。
頭の痛い仕事とか、気の重い行事。
家族や親の体のこと。
将来のお金の不安。
向かいたい方向になかなか向かえない現状。

こういった思いが、頭の同じところを高速回転しています。
トラみたいにグルグルまわって、いっそのことバターにでもなればいいのに、
わたしの頭から見つかるものは、闇鍋の具みたいな、なんだこりゃ、みたいな黒いかたまりばっかり。

わたしはまだまだ修行が足りません。

 

頭をスッキリさせて1日をスタートすることは大事だとよく言われている話なので、その手法は世の中にたくさん出回ってます。

とりあえず、うまいパンでも食べよう。

 

「もしもし、アサヒさん?」
「い、いえ……」
「あ、すみません、間違えました」
ガチャ。
「な、なんなんだ……。いま何時……?」

時計を見ると7:30。

「やっば!!」

飛び起きて出かける準備をして、お客様との時間になんとか間に合いました。

「誰か知らないけど、さっきは起こしてくれてありがとう」

 

30~40代になって、
「この電話がなかったら遅刻してたかも」
ってことがしょっちゅう起こります。

びっくりするくらい、いつも誰かが、何かが起こしてくれるのです。
電話、玄関のチャイム、雷、顔を噛む飼い猫などのあらゆる手段を使って。

こうやって何かが助けてくれるのは、
おそらくわたしが10~20代に寝坊ばかりしていたからなんじゃないか、
と仮説を立てています。

わたし担当の守り神に、
「こいつはもう見てられない……。こっちから手を貸すしかない」
と、そう思われたはずです。

ということで、懺悔の意味も込めて、

 

恥ずかしかった寝坊ベスト3

を告白します。

第3位

夕方、お客様のところに約束の時間より1時間早く着いてしまいました。
車を停める場所は共同駐車場。
お客様の会社までは、ここから歩いて5分以上かかります。
当然、お客様からこの駐車場は見えません。
隣には、お客様の従業員さんの車が停まっていました。
来客用スペースに車をとめて、約束の時間まで本むことにしましたが、いつの間にか寝てしまってました。
「あれ?何時?」
と思い時計を見ると、約束の時間を30分過ぎています。
隣の社員さんの車はもうありません。
ハンドルに足上げてリラックスし過ぎたわたしの姿を見られたはずです。
急いでお客様の会社へ飛び込むと、担当の方はまだおられました。
事情を正直に説明すると笑って許していただきました。

第2位

大学1年のときに、第二外国語でフランス語を選択しておりました。 Continue reading

2022年はねオンラインキャンプ部始動♪

わたしたち(といっても部員わずか2名)がキャンプをはじめたのが2020年ですから、まだまだ初心者の部類にはいります。
ただ初心者ならではの失敗談も含めキャンプは楽しいことが起こります。
大雨警報発令時に行ったキャンプもなかなかいい思い出です。
部員の永松が真冬にテントを忘れたのもいい思い出です。
普段PCの前でひたすらパチパチとあ~でもないこ~でもないと作業し、気づけば深夜なんて日もあるので、その反動で自然体験を欲していたのがこの部活動をはじめた経緯になるかもしれません。

 

ともあれキャンプといえば

肉、自然とのふれあい、人との出会いや縁、肉、焚き火、アウトドア料理、肉、夜の帳、肉、道中の運転、虫や寒さとの戦い、肉、キャンプギア選び、テントまわりのレイアウト、肉、朝の珈琲、youtubeでの情報収集、肉、そして酒、酒、酒、酒、酒、肉、内、肉、肉、内、肉、肉そして肉
で、最後に肉。

キャンプとは肉である

どれもこれも楽しい体験ばかりです。

 

この楽しいイベントを動画に収め編集しyoutubeにアップして~など考え実行してみましたが、うまく撮影できずそれ用に購入した三脚はもはやどこに仕舞ったかも思い出せません。
いままで趣味という趣味もなく、たまの休日の過ごし方に悶々としていたのも過去の話です。

では、さっそく2022年のキャンプスタートです!

 

■今回お世話になったキャンプ場
橘香園キャンプ場(福岡県大牟田市)

橘香園キャンプエリア:持ち込みキャンプ 大人2,000円/人

みかん畑の一部をキャンプ場として運営されてるようです。

 

炊事場・トイレもとっても清潔です。

炊事場にも洗剤やブラシもあり、夜は照明もついています。

 

 

■今回のキャンプの課題、メニュー
①新たに購入した鉄板で肉を焼く
②新たに購入したランタンでムードを出す
③2月の夜がどんだけ寒いか体感する
④テントまわりのレイアウトをすっきりさせる
⑤持参したPCで仕事をしてみる

裏メニュー
①肉をたらふく食べる
②酒を浴びるほど呑む
③キャンプ場の人にボランティアの話を聞く
④あ、カップラーメンも食べたい
⑤ジャンクフードとよばれるものをこの際無制限に掻き込むんだわ Continue reading

2009年ですから、もう10年以上前の話になります。
企業して3年くらいのときに、
わたしたちは経営コンサルをうけにいきました。

 

2006年にスカンピン(素寒貧)の状況で起業したわたしたち。
当時もなんとかかんとかその月暮らしでやっている状態でした。
そんな状況からもう一歩抜け出したい、
そんな思いがあったのです。

 

共同経営者である長尾が、
とあるルートで開拓してきたコンサルタントのもとへ向かいました。

 

コンサルタントと話していくうちに、
わたしたちの業種の傾向、わたしたちの強みと課題点などが見えてきます。

「ネットも大事だけど、リアルも大事だよ」
というアドバイスもいただきました。
その辺のバランスが崩れていたな~と気付き、
とても有意義な時間でした。

 

もうそろそろ終わりの時間です。
今日は来てよかったな~、もっとやれる気がしてきたぞ~。
と、明日からの仕事に向けて意欲が高まっていました。

 

最後の質問タイム

「では、最後に社長に質問です」
「あ、はい」とわたしは答えました。

「経営者にとって1番大事なことってなんでしょうか?」

「え……? 1番ですか……。なんだろう……」
「この要素は経営者にとって大事なんですよ」

 

わたしは通常の8倍速で頭を回転させました。

 

「えっと……、『人の話を聴くこと』ですかね……」

「あ~……それももちろん大事なんですけどね……」
とコンサルタントは少し顔が曇っています。

(しまった……違ったか……ガッカリな顔させちゃったな~。
社長としての素質ないな~と思われてしまっただろうな……)

  Continue reading

昨年に引き続き、忘年会はソロキャンプ(テントは別々)×男2人というスタイルでおこないました。
本格的なソロキャンパーの長尾に、「キャンプっていいよねー」レベルの私(永松)が乗っかるというキャンプです。

 

2人でキャンプをするのは今回で4回目ですが、
「極寒」(20209月)、
「超極寒」(202012月)、
「夜から大雨」(20215月)、
というように、『キャンプとは修行である』という本でも書けそうな過酷なキャンプ体験が続いています。

過去の経験を活かし、今回はさらなる防寒対策アイテムを持ってきました。
8
㎝のエアマットです。
これを敷いて寝れば、修行感はだいぶ取りのぞけるんじゃないでしょうか。

 

長尾がセレクトしたキャンプ場(大牟田市)もきれいで快適でした。
この日は12月にしてはあたたかく、気温も天気も問題なさそう。
防寒対策アイテムも増えてることだし、いやな予感はまったくしません。
今日こそ夜中に寒さで飛び起きて火を起こしたりせずに、朝までテントで寝れそうな気がします。


(上の方にみかん畑が見えます)

受付を済ませ、車から荷物をおろしながらの話題は「アナグマについて」でした。

「最近、アナグマが出てるみたいなんで、寝るときは食事の残りなどは外に置かれたままにしないなど、お気をつけくださいね」
と受付のお姉さんに言われたのです。

「クマ」という響きにビビりましたが、調べてみると見た目はタヌキのようなアライグマのような感じ。 Continue reading

「秋」を実感できる町、『うきは』。
10月から11月にかけて、うきは市辺りを通ると秋の景色に心がいやされます。

うきは市は柿が有名です。
『耳納山麓一帯は西日本随一の富有柿の産地』。
うきは市のホームページにはそう書いてありました。
たしかに、町へと延びる斜面が、柿の実と紅葉でオレンジ色でした。

午後の予定が比較的ゆっくりだった日のことです。
移動中の車の窓から、
雰囲気のある建物に柿がぶら下げてあるのが見え車を止めました。
いい感じの秋の写真が撮れそうな気がしたのです。

干し柿にカメラを向けていると、
少し離れたお店の入り口からおじさんが出てきました。
どうやらここのお店の方のようです。

「この柿、写真を撮らせてもらっていいですか?」

少し距離が遠かったこともあり、
お言葉があまり聞き取れませんでしたが、
ニコニコしてうなずいておられたので、
「いいよ」ってことだと分かりました。

(こころよくOKをくださってよかった…)
と思いながら、カメラを覗き込んでいました。

すると、おじさんがこっちに歩いてこられます。

「わたしも……カメラ……撮って……」
ところどころ聞こえなくて、
わたしは、
「え?おじさんも一緒に撮っていいんですか?」
と、聞き直しました。

「柿とわたしを一緒に撮っていいよ」と言われたんだと思い、
(これもこの店のサービスの一環なんだろうか……。おもしろいサービスだな……)
と思っていると、
「いやいや」
と手を顔の前で振りながらおじさんがいいました。

「わたしも一眼レフでカメラ撮ってるよ」
と言い直されて、体を反転させてすぐ入口の方に戻っていかれました。

わたしはその背中に向かって、
「あ、写真撮られるんですね!」
と言いながら、おじさんの姿にカメラを向けてシャッターを押しました。
間に合わなかったけど、照れくさそうに笑ってらっしゃるのが写ってました。

一眼レフっぽいカメラ(実際はミラーレス一眼ですが)を持って、
距離をかえ、絞りをかえ、あーでもないこーでもないと撮影している姿は、
おじさんには「同志」のように見えたのかもしれません。 Continue reading

「スタバ」「エゴサ」「クレカ」に「なる早」。

日常的に使われる長い単語や名前は、絶対に3文字か4文字に略さなきゃダメだってルールでもできたみたいに、略語は身近な存在になってますね。

「スクリーンショット? あ、スクショのことですか?」
略語の方じゃないと意味が伝わらないっていう逆転現象も起こったりします。

日常にすっかり定着してしまった略語もたくさんあります。
「ワリカン」「チューハイ」「ミーハー」「食パン」「切手」などなど。

挨拶も親しくなると短くなりますね。
「あざす」(軽めのありがとうございます)
「ザス!!」(気合い入れておはようございます:主に朝礼で使用)
「チース」(チャラめのキャラが使うこんにちは)
「ごめ」(軽めのごめんなさい)
「もはん」(長尾にごめんなさいというとき)

なんの略語か知らずに、間違った使い方をしていたものもあります。
「断トツ1位」って、「頭痛が痛い」と同じ二重表現ってやつになるそうです。
「断トツでトップですよ」って今まで平気で使ってたような気がする……。

略語にまつわる話になると、忘れらなれい思い出があります。

20代のころ、仕事で工事部の段取りを調整するという役割をしていたことがありました。

現場を回っている工事部の方たちに電話をして、
「急ぎの対応希望の連絡が入ったんですが、今からここに行けますか?」
と聞いたり、逆に工事部の方から、
「トラブルがあってここが長引きそうなんで、次の現場、他の人行ってもらえませんか?」
というような連絡が入ったりして、それを調整するような役割です。

ある日、工事部のIくんから電話がかかってきました。
「今の現場で手持ちにない材料が必要になったんで、今から買いに行っていいっすか?」
という連絡でした。

「いいですよ。近くにその材料売ってる店ある?」
「ありますあります。車で10分くらいのところにカホムセンがあったんで、そこで買ってきますね」
「ん? ああ……、そっか。じゃ、よろしくお願いします」
「ラジャーっす!」
と元気いっぱいにIくんは答え、電話を切りました。

カ、カホムセン……。
家庭用ホームセンター?

わたしは電話を切ったあと、ひとりで考え込んでしまいました。

なんだその略語。
これはさすがにオリジナルだよね……。
ホームセンターをそんな言い方している人聞いたことないし。 Continue reading

はねオンラインでは不定期でキャンプをおこなっています。
自然に身をまかせ
普段の生活にある「効率」という言葉から開放され
不便な中で寝食をともにし
ぼーっと焚き火を眺める

 

キャンプ部のルールは2つあり
・現地集合、現地解散
・すべて(服装やギアや行動など)において自由
カップラーメンももちろんアリですし、出来合いの弁当でも誰も気にもとめません。
もはやルールさえ不要ですが、部っぽくルール作成しました。

 

ですが、日々の仕事は山積です。
訪問やオンラインでの打ち合わせ準備、ホームページの制作・更新、紙媒体の依頼、イラストの勉強、締切に追われ焦る時間、なのに一向に進まない。。ヤバいヤバい。間に合わないぞ。
なんせ「いっこう」だぞ。
どうするどうする。
どうなるどうなる。
ひっきりなしに時計を見るあの感じ。
ホワイトボードに工数や内容を何度も書きなぐるあの感じ。
股間のへんがゾワゾワしてくるあの感じ。
なのにyahooみちゃうこの感じ。
変なサイトにいざなわれちゃういつもの感じ。

 

ん?
てか待てよ。 キャンプに行きたいな。
キャンプだ。
キャンプしかない。

ん?
てか待てよ。 すぐ行きたいな。
明日だ。
明日しかないな。
キャンプ部発動!
(始動というより逃避)

 

なんて経験は誰しもあるはずです。(あるかー)

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